微差圧トランスジューサ ~DP45

dp451

DP45は、±25㎜H2O程度のきわめて低い圧力レンジの測定のために設計されている、差圧トランスジューサです。この製品は低い流量率でダイナミック な反応が要求される、新生児やラットなどの実験動物の呼吸量測定などに広く使われています。またタンクの液面の測定、構造体内外の空気の流れの観測など工業的な業務にも使われています。DP45はその構造上、ライン圧の上限が15PSI(1.05kg/cm2)となっています。 DP45は可変リラクタンス型の微差圧測定用トランスジューサとしては例外的に重力加速度に対する感度が低いので、どのような向きにトランスジューサを取 り付けても精度に影響を及ぼしません。キャリア・ディモジュレータと組み合わせて使うことで、14mmH2Oの微差圧を±10V dcのアナログ出力に変換します。

特長
  • ダイアフラム両側に液体導入可能
    (Wet-Wet)
  • 低圧測定レンジ:±14mmH2O~±25cmH2OFS
  • 圧力導入部の微小な内容積
  • 対称構造
  • 差圧による微細な容積変化
  • 高い固有振動数

標準モデル DP45-XX-A-1-S-4-D
* データシート参照

仕 様

レンジ ±14mmH2O ~ ±225cmH2O FS
精 度 ±0.25% FS
ヒスレリシス 0.1%
過 圧 15PSI
ライン圧 15PSI
ゼロシフト 1% FS 以下
出 力 25mV/V
インダクタンス 20mH
ゼロバランス ±5mV/V 以内
励起振動 Rated: 5 Vrms at 5KHz
Limits: 30 Vrms at 3KHz
圧力媒体 腐食性ガス、液体
温度範囲 -17℃~+71℃
重 量 336g
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